ボルボの母体は鉄鋼メーカーで、当時のスウェーデン最大企業だったベアリングメーカーのSKF社の協力を得て1927(S2)年に自動車生産を開始する。丈夫なスウェーデン鋼を使ったクルマ作りは、衝突時の安全性の面で他社を圧倒していた。その安全思想は戦後も引き継がれ、56(S31)年にはコラプシブル・ステアリング、58縲鰀59(S33縲彜34)年にかけてはフロントとリアのシートベルトを標準装備する。現在は乗用車部門がフォードの傘下に収まり、「ボルボ・カーズ」を名乗るが、安全なクルマを作るという姿勢には揺るぎがない。
プレミアムワゴンの代表モデル ボルボの中心モデルとなるステーションワゴン。高級感を増した、一回り大きくなったボディにはV70初となる直6エンジンを搭載、ツインスクロールターボも用意される。外観はワイドショルダーやボンネットのVシェイプは継承しつつ、これまでの箱形よりラインと傾斜を用いたデザインでダイナミックさを表現。六角形をモチーフとしたリアエンドも特徴的な仕上がりとなった。室内は人間工学に基づいた、丸みを帯びた長方形で構成されたデザイン。独自のフリーフローティングセンタースタックも採用される。ラゲージはさらに広くなり、電動式パワーテールゲートも装備される。側面衝撃吸収システムをはじめとする、安全装備ももちろん万全だ。(2007.10)
コンパクトサイズでも安全製は最上級車と同じ ボルボの入門モデルとなるベーシックなエステート(ワゴン)。この2代目モデルはフォードやマツダとの共同開発とされた。全長が短いコンパクトなボディながら、衝突安全性能は最上級モデルのS80並みとされ、ボルボならではの高い安全性を示している。エンジンは直5のDOHCで、2.4LがNA、2.5Lがインタークーラー付きターボの2種類。全車に電子制御5速のギアトロニックATが組み合わされる。外観デザインはボルボのアイデンティティを踏襲したものだが、インテリアにフリーフローティングスタックを採用した独特のデザインを採用する。(2004.5)
独自の安全装備、HUMAN SAFETY(ヒューマン・セーフティ)を新搭載 ボルボのミディアムサイズセダンが、10年ぶりに流麗なボディデザインを得てフルモデルチェンジ。エクステリアは、デザインフィロソフィである「美と機能の融合」が追求された。また、特殊な日本の駐車場事情に配慮し、専用のドアミラーステー/ドアハンドルを採用することで、全幅1845mmを実現。この変更を機に新たに独自の安全装備「HUMAN SAFETY(ヒューマン・セーフティ)」が採用された。これは、前方の車両だけでなく、身長80cm以上の歩行者を検知し、衝突事故を回避・軽減するというもの。エンジンは新開発の1.6Lの直4DOHC直噴ターボと、3Lの直6ツインスクロールターボの2種類。1.6L車は同社初のエコカー減税対象となった。(2011.1)
ボルボ初の本格7人乗りSUV ボルボとして初めてのSUVで、専用設計が施されたモデル。ボルボらしさを受け継いだ外観デザインの中に7人乗りの3列シートをレイアウトし、ミニバン感覚の使い方も可能だ。3列のシートは多彩なアレンジが可能で高い実用性をもつ。安全対策ではSUVならではの横転を防ぐロールスタビリティコントロールが装着され、また横転時の安全性にも十分に配慮した設計がなされている。エンジンは2.5Lの直5ライトプレッシャーターボと2.9Lの直6のインタークーラー付きツインターボの2機種。運転席8ウェイパワーシート(上級グレードは本革)をはじめ、各種の快適装備が用意される。(2003.5)
特徴的な外観のプレミアム3ドアコンパクト 活動的なライフスタイルの若年層や、子育てを終えて自由な時間をもつ「エンプティネスターズ」と呼ばれる人々をターゲットとした、3ドアのプレミアムコンパクト。外観はガラス製のテールゲートや、内側に湾曲したリアのサイドウインドウが特徴のスポーティなデザイン。スカンジナビアンテイストを取り入れたという室内は、フリーフローティング・センタースタックを採用する。フォールディングも可能な、独立したシートの後席はクルマの中心寄りにレイアウトされ、広い空間と高い前方視認性をもつ。コンパクトながら安全性は上級モデルに匹敵。各種警告や車両情報を伝達、斜め後方死角の警報などの先進システムも採用される。(2007.6)
内装のスカンジナビアデザインが秀逸 ボルボのベーシックなエントリーモデルで2代目はヨーロッパフォードやマツダとプラットフォームを共同開発して作られた。全長が短いコンパクトなボディながら、衝突安全性能は最上級モデルのS80並みとされ、ボルボならではの高い安全性を確保した。エンジンは直5のDOHCで、2.4LがNA、2.5Lがインタークーラー付きターボとなる。全車に電子制御5速ATが組み合わされる。外観デザインはボルボのアイデンティティを踏襲したものだが、インテリアにフリーフローティングスタックを採用した独特のデザインを採用する。(2004.5)