1909(M42)年に設立された「鈴木式織機製作所」がスズキの前身。54(S29)年には「鈴木自動車工業」と改称して輸送機器の生産を本格化させた。4輪車への進出は55(S30)年デビューのスズライトが最初。その後もアルトなどの画期的な軽自動車を生み出していく。81(S56)年には資本強化のためにGMとの提携を選択。83(S58)年にはカルタスを発表し、約18年ぶりに小型乗用車市場に進出した。現在は卓越した"低コスト"のクルマ作り、インドをはじめとするアジア諸国や東欧などでの強固な基盤などが注目されている。
正常進化で使い勝手と快適性がさらに増した 4代目となる軽ハイトワゴンの人気モデル。新プラットフォームなどにより室内はさらに広くなり、室内長は旧型より105mm拡大。前後の乗員距離は140mm拡大している。静粛性を向上させ、リアフロアを、フラットでステップとフロアの段差をフラットとするなど、快適性も配慮。もちろん、シートアレンジや豊富な収納などの使い勝手もさらに進化した。また、スケルトンクローム仕様のフロントグリルの外観や、黒基調にシルバー加飾やイルミネーションで演出された室内が特徴の、個性的なスティングレーもラインナップする。低速トルクをアップさせたNAエンジンには5MT/4AT/CVTを、64psを発生する新開発ターボエンジンにはCVTが組み合わされている。(2008.9)
こだわりの箱型に居心地のよい室内をパッケージング 女性をターゲットとした箱型デザインをもつ軽ハッチバックの2代目モデル。外観は丸みをおびた箱型とし先代のコンセプトを踏襲、細部にこだわったよりモダンなスタイルとなった。ホイールベースが拡大したワゴンRと同じプラットフォームを採用することで、室内は広く居住性が向上。アイボリー/ブラウン/ブラックから選べるインテリアは、シンプルで居心地がよい仕上がり。NAエンジンに4ATとCVT、ターボにはCVTの組み合わせ、エンジンの効率化や空力性能の向上などによりクラストップレベルの低燃費も実現した。内外装のいろいろな場所にラパン(うさぎ)のマークがちりばめられているのもこだわりの一つ。(2008.11)
走行性能は変わらずスタイルはモダンに ジムニー伝統の類い希な悪路走破性能をさらに高める新設計のラダーフレームを採用しながら、フルフローティングボディの採用などで居住性を格段に向上させたモデル。ドライビングポジションこそ相当高めだが、インパネデザインは乗用車テイスト。サイドサポートのしっかりしたフロントシートは不整地でのドライブにも有効なものだが、それまではオマケ程度だった後席も立派なものへ変更されている。パワーユニットは64psの直3インタークーラー付きターボのみで、5MTと4ATを用意。ラインナップはベースグレードのXAと、上級グレードのXLの2種類を設定。(1998.10)
優れた環境性能と経済性を実現 「世代を超えて愛される軽自動車」がコンセプトの7代目。愛嬌のある紡錘形のヘッドランプをもつエクステリアデザインが採用された。また、軽自動車本来の魅力、省資源・低燃費で気軽に使えることが目指されている。ボディは車両全体の板厚を見直し、高張力鋼板の使用を拡大。剛性UPと軽量化の両立が図られた。エンジンにはVVTを採用。さらに、ミッションは同社パレットにも採用される副変則機構付きCVT(ほかに5MT、4ATも用意)が装備されるなど低燃費のための工夫が凝らされている。これらにより10・15モード燃費はFFのCVT車で24.5km/Lを実現。4WD 車を含む全モデルがエコカー減税の対象となった。プラットフォームは、ワゴンRのものが採用された。従来型よりホイールベースが拡大し、前後の乗員間隔や乗降性も向上している。(2009.12)
新型シャーシの採用など、見た目以上の進化を遂げた 激戦の欧州Bセグメント市場ほか、オセアニアやアジア市場で成功したスズキの世界戦略車、スイフトの3代目モデル。エクステリアは、ひと目でスイフトとわかるキープコンセプトのデザインが採用されたが、U字モチーフのフロント部や大型ヘッドランプなどで、従来モデルよりも存在感が強調された。室内では、スピードメーターとタコメーターの間にマルチインフォメーションディスプレイが設置されるなど、ユーザーインターフェイスに配慮された。パワートレインは、吸排気にVVTを採用した1.2Lエンジン1種類で、5速MTもしくは副変速機構付きの新CVTが組み合わされる。環境性能も向上し、2WDのCVT車の10・15モード燃費は23.0km/Lを実現している。(2010.8)
新しい価値と魅力を兼ね備えた軽ワゴン 斬新で個性的なデザイン、こだわりの空間を追求してきたワゴンタイプの軽自動車、MRワゴンが4年ぶりにフルモデルチェンジ。「始動力」「期待力」「新バランス感」をキーワードに、ハイトワゴンの基本性能をもちながらも、若者のライフスタイルを踏まえ、感性に訴求するデザインが与えられた。広々としたキャビンを実現したロングルーフフォルムや、半円モチーフのヘッドランプなど、愛着感あふれるデザインが施されている。インテリアも、デザイン家電を思わせるピアノブラック調のタッチパネルオーディオと自発光メーターなど、シンプルながら存在感のあるセンターパネルを採用。エンジンは徹底した低燃費技術が施されたスズキの新世代ユニットとなる。(2011.1)