| 生産期間 | 1995年10月〜 1998年7月 | ||
| ボディタイプ | セダン | 最高出力 (馬力) | 160〜205 |
| 全長×全幅×全高 (mm) | 4895×1795×1420 | 駆動方式 | FR |
| 排気量 (cc) | 2954 | 乗車定員 | 5名 |
曲面を多用した非常にエレガントなスタイルがウリであった初代センティアも、そのスタイル実現のために居住性を多少なりともスポイルしてしまったことは、この手の高級セダンには致命的であったようだ。1995年に誕生した2代目センティアは、初代の曲線美を継承しつつもロングホイールベース化しキャビンスペース(主に後席)を大きくとった正真正銘のVIPセダンであった。ホイールベースが長くなったことで4輪マルチリンクサス+4WSの足回りがもたらす乗り心地はあくまでソフトで、かつスタビリティも高いもの。またオーバーハングの短さと4WSのおかげで最小回転半径はなんと5mと、小型乗用車並みの取り回しの良さを実現した。この電子制御4輪操舵システムはすべてのグレードに設定されていた。2種類あるV6エンジンはいずれもゆとりのある回転フィールと静粛性が特徴のユニットで、DOHCが205ps、SOHCが160psとなっていた。モデル後期には後席快適性を重視したFパッケージも登場している。
| 生産期間 | 1991年5月〜 1995年9月 | ||
| ボディタイプ | セダン | 最高出力 (馬力) | 160〜200 |
| 全長×全幅×全高 (mm) | 4925×1795×1380 | 駆動方式 | FR |
| 排気量 (cc) | 2494〜2954 | 乗車定員 | 5名 |
1990年代にマツダのフラッグシップとして君臨したLクラスのFR(後輪駆動)サルーン。角張った、いかにも旧態然としたルーチェとは正反対の、曲面を多用したロングホイールベースデザインが高級車に新しい感覚をもたらしたと言われている。実際、全長や全幅、ホイールベースといったボディサイズは時代の波に乗ってルーチェよりも一回り大きくなったのに対し、高さはルーチェよりも低い。大型セダンながらスタイリッシュさを求めたのもこの時代(バブル期)ゆえの見映え重視戦略だ。“能”をヒントにしたデザインの美しさを褒める言葉以上に、このサイズのセダンに必要なはずの後席の居住性に不満が出たのは言うまでもない。搭載されるエンジンは2.5Lと3LでいずれもV6DOHC。4ATのみの設定。アンフィニブランドのMS-9はグリルやホイールのデザインが異なる、いわゆる兄弟車だが、1994(H6)年にはセンティア名に統一された。