
↑マツダの新デザインテーマ「Nagare(流れ)」が表現された、ヘッドライトから三角窓、さらに前後サイドウインドウへと繋がるラインが個性的
■コンセプト
Zoom-Zoom Tallをコンセプトに
広い室内と優れた走行性能が両立
MPV、プレマシーに続く3台目の3列シート・ミニバンとして開発されたビアンテ。「見て、乗って、夢が拡がるZoom-Zoom Tall(ズームズームトール)」をコンセプトに、広く扱いやすい室内空間、個性的なスタイリング、さらに優れた走行性能の両立が目指された。
全長4715×全幅1770×全高1835mmというボディサイズはMPVとプレマシーの間に位置し、MPVと比べて全長で-145mm、全幅は-80mm小さいながら、全高は逆に150mm高いというトールスタイルが特徴。結果、2Lから2.3Lクラスミニバン(3列シート国産乗用車)としてはクラス最大の室内空間容量と、クラス最長の室内長&室内幅が確保された。
■バリエーション
エンジンは燃費と走りが両立された直噴2Lと
加速レスポンスに優れた2.3Lの2種類
新型車ビアンテのグレードは、搭載されるエンジンと装備の違いにより「20CS」「20S」「23S」の3グレードに分けられ、20CSと20Sには4WDモデルも用意された。
20CSと20Sに搭載されるエンジンは、最高出力151ps、最大トルク19.4kg-mを発生する2L直4DOHC。燃料を直接燃焼室に噴射する直噴エンジンで、優れた燃費性能とトルクフルな走りが両立されている。一方、23Sに搭載される2.3L直4DOHCは、最高出力165ps、最大トルク21.4kg-mと言う性能で、ステアリングから手を離さずにシフトチェンジが可能なステアリングシフトスイッチを備えたマニュアルモード付5ATとの組み合わせにより、スポーティな走りが可能となっている。なお、20CSと20Sのミッションは、2WD(FF)が5ATで4WDが4ATだ。
ボディカラーは、23Sの専用色であるチリオレンジマイカを含め、全7色が設定。これに組み合わされるシート&内装色は、全グレードにブラックとライトベージュの2色が用意されている。
価格は最もベーシックな20CS(FF)の219万9000円から20S(4WD)の268万9000円まで。スポーティグレードである23Sは265万円だ。
■内外装
クラス最大の室内容量だけでなく
使いやすく誰もが快適な空間が実現
内外装ともにビアンテのデザインコンセプトは「スペースモティベーター」。ヘッドランプから三角窓、さらに上下に広いサイドウインドウに繋がるデザインは個性的で、ひと目でビアンテと分かるエクステリアデザインが採用された。
一方、クラス最大室内空間容量を誇る居住スペースは、室内長×室内幅×室内高が2990×1545×1350mmというビッグサイズ。2列目&3列目シートを最後端までスライドさせるリビングモードにすれば、2列目シートの足元スペース長は最大863mmまで拡充されるなど、その開放感は高い。
もちろん広いだけでなく、使い勝手も十分。両側スライドドアの開口幅は780mmと広く、さらに413mmと低く設定された後席フロア高とあいまって、後席への乗降性能に優れる。また、前述のリビングモードだけでなく、2列目シートを左右に分割したウォークスルーモード、荷物の大きさや形状に合わせて選ぶことが可能なラゲッジモードなど、シートアレンジは多彩だ。しかもシート操作レバーが前後に設けられるなど、モード変更時の操作性も高い。
加えて、3列目シートは一体型座面のチップアップ方式が採用され、左右二分割&跳ね上げタイプと比べ、シートアレンジの多彩さはそのままに、快適な座り心地が追求されている。