↑ボディカラーは写真の鮮やかなバイパーグリーンメタリックを含む全4色が用意され、組み合わされる内装色はグレードを問わずブラックとなる
コンセプト
最新技術がふんだんに採用され
優れた走行性能と低燃費を両立
フォルクスワーゲンが誇る最新技術とインパクト溢れるスタイリング、さらに優れた走行性能までを兼ね備えた
プレミアムスポーティクーペとして、
シロッコが日本において約20年ぶりに復活を果たした。
新型
シロッコのメカニカルなハイライトは、アダプティブシャーシコントロールDCCの採用だ。このDCCは路面や運転状況などに応じてダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を瞬時にコントロールするシステムで、あらゆる走行シーンに応じて最適なサスペンション性能を発揮することが目指された。さらに「ノーマル」「スポーツ」「コンフォート」と3種類のモードが用意され、スポーツを選択すればロールやピッチングが抑えられたシャープなハンドリングが味わえ、コンフォートなら荒れた路面でも快適な乗り心地が実現されている。
用意されるエンジンは、新型
ゴルフにも採用されている1.4L TSIツイン
チャージャーと2L TSIターボの2種類。前者は最高出力160ps、最大トルク24.5kg-mを発揮し、7速DSGと組み合わせることで、小排気量を感じさせない瞬発力のある走りと10・15モード燃費15.8km/Lという優れた低燃費の両立が図られている。一方、後者は最高出力200ps、最大トルク28.6kg-mとひと回り強力で、組み合わされるミッションは高出力エンジンに適合する6速DSG。こちらも10・15モード燃費13.2km/Lと良好な燃費性能を実現しつつ、0→100km/h加速7.1秒という優れた動力性能が確保された。
内外装
スポーツカーらしいロー&ワイドな外観
使い勝手に優れ快適な居住空間
本国では新型
ゴルフよりも先にデビューしているため、水平基調を取り入れた新生フォルクスワーゲンデザインが採用された最初のモデルとなった
シロッコ。全長4255×全幅1810×全高1420mmというボディサイズは
ゴルフと比較して、20mm広く、65mm低いというロー&ワイドなフォルム。特にリアに向かって絞り込まれたキャビンやなだらかに落ちているルーフラインは、これまでのフォルクスワーゲン車とは一線を画す個性的かつスポーティなデザインが実現されている。
一方インテリアは、後席にも大人2名が座れる4シーターレイアウトを採用。後席のヒップポイントを前席よりやや高め、さらに中央寄りとすることで前方視界を確保し、閉塞感を解消するなど、後席の居住性もきちんと確保されている点はフォルクスワーゲン車らしい。デザイン面では使い勝手が考慮され、インパネに整然とメーター類やスイッチ類をレイアウト。クロームリングで縁取られたメーター類や3本スポーク異形レザーステアリング、パドルシフト、ガングリップタイプのレザー&アルミシフトノブなど、スポーティなアイテムもふんだんに採用されている。また、実用性も通常312L、最大で1006Lのラゲージ容量が確保されるなど十分だ。
装備面では、オーディオシステム「RNS510」やETC車載機、2ゾーンフルオートエアコン、
クルーズコントロールなどがグレードを問わず標準装備され、上級モデルである2.0TSIにはパノラマガラスルーフがオプションで用意されるなど、充実している。
バリエーション
エンジン&ミッションが異なる
2グレードが設定される
新型
シロッコのグレードは、TSIと2.0TSIの2種類。両車の大きな違いは搭載されるエンジン&ミッションで、前者は1.4L TSIツイン
チャージャー+7速DSG。後者は2L TSIターボ+6速DSGで、さらにアダプティブシャーシコントロールDCCが装備されるなど、よりスポーティなモデルという位置付けだ。
ただ、メカニカルな部分以外の装備差は少なく、2.0TSIにのみ装備されるものとして、レザーシートや運転席パワーシート、前席パワーランバーサポート&シートヒーター、運転席電動イージーエントリー機能などがあげられる程度だ。
価格は、TSIが392万円、2.0TSIが447万円となる。