ドイツの先進プレミアムブランドとして名を馳せるアウディの起源は1910(M43)年まで遡れるが、現在の母体となる「アウトウニオン」が結成されたのは32(S7)年のこと。アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーの4メーカーが連合し、エンブレムには4連シルバーリングが採用された。64(S39)年にはフォルクスワーゲンの傘下に収まり、同グループ内の技術の中枢を形成。85(S60)年にアウディAGが発足すると、VWグループ内のプレミアムブランドとして位置づけられるようになった。
スポーティなスタイルと走りを強めたミドルクラスワゴン アウディのミドルクラスサルーンとなるA4の、スポーティなデザインや走りを受け継ぐステーションワゴンモデルがこのA4アバント。外観はデザインキーとなる、シングルフレームグリルと14個の白色LEDのポジションランプが特徴的。フロントアクスルの位置変更などにより、ショートオーバーハングやロングホイールベースをもつスポーティなデザインとなる。ナビやオーディオなどの各種情報を制御するMMIも採用。ゴルフバックが横に2つ入る、490〜1430Lの容量をもつラゲージルームは使い勝手も工夫された。エンジンやサスペンション、ミッションなどを統合制御、乗り味を3種類に変更できるドライブセレクトはオプションとなる。(2008.7)
スポーティさを強めた、ブランドのプレミアムな主力サルーン 1972年に登場した80から数えて8世代目となる、アウディのミドルクラスサルーン。フロントアクスルの位置変更などにより、ショートオーバーハングやロングホイールベースをもつスポーティなデザインをもつ。さらに、エンジンやサスペンション、ミッションなどを統合制御、乗り味を3種類に変更できるドライブセレクトを採用し、スポーティさを強調した。1.8Lターボと3.2Lの直噴(FSI)エンジンを搭載、3.2Lには可変バルブ機構も装備、パワーと経済性を両立する。外観はデザインキーとなる、シングルフレームグリルと14個の白色LEDのポジションランプが特徴的。ナビやオーディオなどの各種情報を制御するMMIも採用された。(2008.3)
ハッチバックとワゴンのいいとこ取り アウディA3にクーペとステーションワゴンの中間的なイメージをもつスポーツバックと呼ばれる5ドアハッチバックボディが追加された。フロント回りのデザインは新時代のアウディを象徴するシングルフレームグリルが採用された。エンジンは3機種で、2Lの直4の直噴、同ターボ、3.2LのV6をラインナップ。147kWのパワーを発生する2Lの直噴ターボは3ドア車になく、スポーツバック専用だ。2L車はFFで、3.2L車はフルタイム4WDのクワトロとなり、2LのNAは6速ティプトロニックATが組み合わされ、ほかは2ペダルマニュアルの6速DSGが組み合わされる。(2003.10)
スタイリッシュなクーペが2代目に進化 アウディの先進イメージを象徴する特徴的なデザインを採用した2ドアクーペのTT。2006(H18)年10月に2代目モデルに進化した。ひと回り大きくなったボディはフロントにシングルフレームグリルを採用し、シャープな形状となったヘッドライトなどと合わせて新鮮なイメージを表現。インテリアは初代モデルほど個性的ではなくなったが、デザインと素材にこだわったクォリティがうまく表現されている。エンジンは2Lの直4直噴DOHC+インタークーラー付きターボ(147kW)と、3.2LのV6DOHC(184kW)の2機種。駆動方式は2LはFFで3.2Lはフルタイム4WDのクワトロとなる。(2006.10)
軽量化ボディと新世代クワトロシステムを装備 アウディのプレミアムアッパーミドルセダンの4代目。「イノベーティブな技術」と、「環境性能とスポーティドライブ」との融合がコンセプト。新型のモノコックボディは、軽量なアルミ素材を全体の20%以上に使用。アルミニウムとスチールを組み合わせるハイブリッド構造により、ボディ剛性を飛躍的に向上。また、クラウンギア式センターデフが用いられた新世代のクワトロ(フルタイム4WD)システムも採用されている。エンジンは2.8LのV6FSIと3LのV6+スーパーチャージャーTFSIの2種類で、全車にスタート・ストップシステム(アイドリングストップ機構)とエネルギー回生システムを採用することで、環境性能の向上も図られた。(2011.8)
スポーティなプレミアムコンパクト 新たにラインナップに追加されたプレミアムコンパクト。同社のエントリーモデルにあたる。機敏な運転性能と高い環境性能。アウディ独自のユーザーインターフェイス、MMIの最新版を採用したナビや、地デジ対応のTVなどによるインフォテイメントシステムを備えている。オープンスカイルーフや5色が用意されるエアコン吹き出し口のカラートリム、ピラー周辺の色調を変えるコントラストルーフなどのオプションで、自分だけのA1を作り上げることができる。先進的で力強いデザインなどアウディの特徴が余すことなく与えられており、パワートレインはアイドリングストップやエネルギー回生システムが組み込まれる、1.4LのTFSI直噴ガソリンターボ+7速AT。(2011.1)